pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

やりたくはない、もうやりたくはないんですが

このあいだジャズボーカルのTOP、アル・ジャロウが亡くなった訃報を入れたのですが・・・。

 

ギタリストのラリー・コリエルが亡くなりました。

日本語サイトがないのでこちらです(´;ω;`)

 

『Legendary Jazz Guitarist Larry Coryell, 'Godfather of Fusion,' Dies at 73』

http://www.billboard.com/articles/news/7694346/larry-coryell-dies-obituary-legendary-jazz-guitarist-godfather-of-fusion

 

高校の頃ふとしたきっかけでよく聞きました。

この記事のタイトルにも書かれていますが、単なるジャズのミュージシャンの枠に嵌り切れない多様性を持った方です。ナイツさんの漫才で「今日はすごいですね!漫才あり、落語あり、手品あり、・・・ざ・ぼんちあり(爆)」「ま、どのジャンルにも当てはまらない方がね、いますね」ってネタがありますが、ほんとにそういう感じの方でしたね。アコースティック・ギターのアルバムなんかでしっとり泣かせたかと思うとエレキのギンギンの狂気なフレーズで高みに飛ばされてしまう、なんて感じです。なんか「ロックとの融合」とか「ロックの技法を取り入れ」なんか書かれていますが違います。彼が自分でやりたいことを見極めるうちに一番表現できる方法を使用したに過ぎないのです。まさに「ざ・ラリー・コリエルあり」(「ざ・」はいらねえだろっ)って感じです。ジャズギター界の眼鏡キャラ、萌えます。

パコ・デ・ルシアジョン・マクラフリンとの「スーパーギタートリオ」(アル・ディ・メオラの入る前の)やその元?になった『トリビュータリーズ』なんてアルバムももうギター界の至宝です。

R.I.P.だけでは済まない方です。ありがとうございました。

 

『You Don't Know What Love Is / Larry Coryell 』

https://www.youtube.com/watch?v=Wd9LftvGVjI

このジャズの名曲は自分的にはこれが!いつもこの曲を(たどたどしく)弾く時は必ずこのエンディングになります(速弾きは出来ないですけど)。

 

『Spain (LARRY CORYELL / STEVE KHAN) Audio』

https://www.youtube.com/watch?v=YxflQzvJNGE

そしてこのチック・コリアの名曲は私の中ではこのバージョンがダントツ。この間のアル・ジャロウもやってましたな。

 

『Larry Coryell - Ravel's Bolero Expo 92』

https://www.youtube.com/watch?v=0jYR8Ra2SIQ

ラベルの名曲だとてギター1本でこの迫力。ギターにとって厚みをどうするか、これはお客に対する真摯な態度だと思います。

 

もうね、訃報入れたくない訳です。体調管理をミュージシャンの皆様、何卒。