pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

お大尽

『五輪PV禁止で波紋=母校困惑「なぜいまさら」-東京へ残る課題〔五輪〕』

 2週間以上にわたり熱戦が繰り広げられた平昌五輪で、国内は日本選手のメダルラッシュに沸いた。その一方で、日本オリンピック委員会(JOC)の公式スポンサー保護の指針により、選手の母校や所属企業主催のパブリックビューイング(PV)が次々と公開中止に追い込まれる事態が生じた。応援の機運に水を差された関係者は「なぜいまさら」と困惑し、識者は「ここまで縛る必要があるのか」と疑問を呈する。 JOCは五輪エンブレムなど知的財産の使用を、協賛金を支払うスポンサー企業に限定。スポンサーや自治体以外の団体がテレビ観戦会などをメディアやネットで公開することは「アンブッシュマーケティング(便乗宣伝)」とみなしている。ただ、これまで周知はされていなかった。 PV開催の受付窓口である東京五輪パラリンピック組織委員会には「宣伝との線引きが分かりにくい」との声も寄せられており、東京五輪に向けて今後、指針を見直す可能性もあるという。 「多くの人に応援してもらいたかったが…」。女子フィギュアスケートで4位に入った宮原知子選手が在籍する関西大学大阪府吹田市)の広報担当者はため息をつく。リオデジャネイロ五輪までは地域住民も参加するPVを実施してきたが、今回は学生や教職員のみに。当日は会場の写真をSNS(交流サイト)に投稿しないようアナウンスした。学内紙「関大スポーツ」部員の多田知生さん(20)は「大学から写真は掲載しないよう忠告された。厳しい判断だ」と話した。 スキージャンプ葛西紀明選手らが所属する土屋ホーム(札幌市)でも観戦の公開を取りやめた。ソチ五輪までは、会場内に会社名を掲出しないなど配慮し、「同僚の応援」として公開してきた。スキー部担当者は「選手に迷惑は掛けられない。スポンサーが大切なのは分かるが…」と声を落とした。 スポーツライター玉木正之さんは「スポンサーに忖度(そんたく)した世知辛い対応だ」とJOCなどを批判する。「五輪にはスポンサーの協賛も必要だが、所属企業や学校だって選手を支援している」と強調。指針の再考を求めた。

 

 

江戸時代のお祭りは、とにかく大手の商家などがお金を出して大きな花火を打ち上げるのを競っていたそうな。だからといって大旦那などは人前に出ることは避け、庶民の称賛を受けようとするなんてことはもってのほか、恥ずべき行いとされていた。

そんなの粋じゃなかったんですなあ~

お祭りなんかのイベントでは金は出せども口は出さぬ、(お金のない)庶民を楽しませ明日からの活力にしてもらう、それがお大尽のあるべき姿ではないかなどと思います。

 

ってお大尽にはまあ一生なれないのではありますが・・・。