お鼻を綺麗にして謹んで新年を迎えるー恐怖のN・Cー
本当に初老の一人暮らしなどはズボラですな~。
イカン!これじゃイカン!
来年こそはナウなヤングのカワイ子ちゃんと・・・(死後連発)。。
てなわけで散髪に~。
といってもトロフィーの立ち並ぶオシャレなヘア・スタジオなどではもちろんなく、入店するやいなや「はーいっ!お客さま~8番のお席にどうぞ~(イラッシャイマセーっ!!)」と関東発のチェーン店居酒屋さんの如く、怒涛の客対応をされる理髪店(基本1000円台の散髪料の)にいつものように。
席に座るとさりげなく前カウンターに「【今テレビでおなじみ!】ノーズ・クリーン始めました! ¥300(税別)ースッキリ!サッパリ!-」のうたい文句が。「なんだろコレ?」と思いつつも鼻腔内お手入れなんぞ普段から心掛けてないものですから「あーでっ、これも・・・」などと発注してしまうわけです。もちろん応対は「ハーイっ!ノーズ入りましたあーっ!(あーりがとうございまーすっ!)」です。
で普段のレギュラー作業が終わった後、それではノーズ入りますっ!などと言われてまずさせられたことは「承諾書にサインをする」でした。
「やだっ・・・ワタシなんだか怖いっ!」と思ったものの、以前のいき〇りステーキの例もあればこそ、お店の方の説明も碌々聞かず承諾内容の確認もせずに「フフフ、心得とるよ」とばかりに速攻でサインをして承諾書を店員さんに渡すワタクシ、コレどういう心理なんでしょうなあ。しかしもう賽は投げられた!もう後には引けん。
作業としては鼻穴大のでっかい綿棒みたいなのを温めた薬液に浸けて鼻にぐぐっっと突っ込まれるんです。かなり鼻穴拡がってるイメージ。そこで言われた非情の一言、「固まるまでちょっとお待ちくださいね~」えっ!この鼻に入れて、えっ!?突っ込んだままウエイティングぅ!?で固まるって何っ!?
状況は顔剃りの時のように後ろに大きく倒れた椅子の上で鼻綿棒の安来節スタイルで眼だけを左右に落ち着きなく動かしてる感じ、だってそれしかもう出来ないんですから。
そうして倒した椅子の頭の先を散髪の終わった人、入店した人が通り過ぎるわけです。皆が皆「なにしてやがんだ?このオヤジはよっ!」みたいに綺麗に「二度見」して通り過ぎます。ああっ!このような屈辱を年末に受けるとはっ!
で、これだけで終わろうはずがないのが世の常、なのですな。。。
頃やヨシと見計らった店員さんが「それじゃー左から~」の言葉も終わらないうちに、
バスっ!!
と左鼻穴綿棒を引き抜いたのですっ!
イ、イダーーーーーーッ!
鼻、取れたかと思いました。マジ痛あっ!もちろんのこと「じゃ次、右~」の言葉も終わらないうちに×2!
要は固まる薬液を鼻穴内で太い綿棒に接着させて「強引に(すみません、まさに体感そんな感じでしたので)」引き抜いて鼻毛を抜くというシロモノなのでした。なるほど、承諾書必要ですな、これ。
唯一の慰めは「あれ?なんかお手入れされてます?全然少ないんですけど」って言われたこと(慰められてるか?)。
少ないようでしたらもう・・・二度としません(痛いから。あ、でも人によって合う合わんがありますから是非に一度御体験を)。