pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

幸せはパリで

秋ですねえ~今年の夏は暑かったですが秋が来るのは早かったのでは?

皆様の地方はいかがでしたでしょうか。お風邪などお召しになりませぬよう。

 

Burt Bacharach - The April Fools』

https://www.youtube.com/watch?v=1YwZ3DXlJxE

「困った時のバカラック」とでも言えそうなポップス作曲の天才による名曲。転調させたら世界一のマジシャン。途中テンポが早くなるところに「良きアメリカ」を感じさせてくれます。タイトルがタイトルなので、というのもありますがワタシ的にはなぜか秋に聞きたくなる曲ですね。アコースティックギタリストのアール・クルーの名演もあります。今日のブロタイの映画(主演:カトリーヌ・ドヌーヴジャック・レモン)で使われた曲です。

 

Quincy Jones - Velas (1981)』

https://www.youtube.com/watch?v=GrcW0iLefAk

初めて聞いた時「なんと洗練された曲か!?」と思ったものです。ラジオのエンディングテーマとして使われてた曲で、ネットなどない時代にずーっと曲名を知りたくて調べてたのに分からず、ネット出来ても検索するワードが全く分からず、なのにある日突然曲名が分かったというそこは拍子抜けした曲です。作曲はブラジルのシンガーソングライター、イヴァン・リンスの手によるのですが、そこは凄腕プロデューサーのクインシー・ジョーンズ(「愛のコリーダ」で踊り狂った世代です泣)の魔法にかかると飛び切りの美曲になってしまいます。ハーモニカと口笛&ギターのトゥーツ・シールマンス(なんと本名ジャン=バティスト・フレデリク・イジドール・"トゥーツ"・シールマンスさんだそうで。でさらにさらになんと、シールマンス男爵(baron Thielemans)の称号を持つベルギー貴族だそうな。wiki何でも知ってます)おじいちゃんのプレイが冴え渡ります。紅葉の始まった街の夕方、薄めのコートを着て手を組んで舗道を行くカップルの絵が見えて来ます。オトコの方はワタクシ、で女性の方は・・・キャッ!いや~ん!(落ち着け!決して!何も無いんだからっ)1981年というのは私が「こう」なってしまった始まりの年、だからなのか・・・忘れられない曲なのは・・・。

 

『Henry Mancini - Two For The Road [instrumental-RARE] 』

https://www.youtube.com/watch?v=qi4lyHmOBHE

酒とバラの日々』や『ムーン・リバー』など数々の名曲を作ったことで知られるヘンリー・マンシーニの作曲のこの曲も秋に聞きたくなる感じの曲です。ジャズギターのもはや大御所、パット・メセニーとベーシストのチャーリー・ヘイデンの名演もあります。こちらも同名の映画(邦題「いつも二人で」、主演:オードリー・ヘプバーン)のテーマ曲です。

 

今日のご紹介は全て「長調」のものでした。秋だからって寂しい、もの悲しいっていう感じばかりじゃないと思うのですなあ~常々。夜長を楽しめる静かなワクワク感、秋にはありましょう。う~んオトナ。で今日の曲たちは新しめ?の曲、ではなかったですかね?他にももちろん秋と言えばこの曲!の「枯葉」やワタクシの先生の名演に自然と涙こぼれる「Autumn in New York』なども秋の名曲ですね。

 

今年はどんな秋になりますでしょうか?