pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

い、イカン!イカンぞっ!!笑ってはっ!!

すごかったですね~総選挙。恋愛禁止飛び越えて結婚発表だとは。。。

ま、ネットではすべてが吹っ飛んだなどの声も。さすがですね、大阪難波。2位の卒業も新潟の健闘も、19位の峯岸ちゃんも(結婚発表者が20位)さや姉(難波の総キャプテン)も吹っ飛びました。

あれファンがいる中での発表だったらと思うと想像するのさえ恐かとです。梅雨で雨が降ってしまいファンなしでの会場での中継放送になってしまったのは前回ご説明させていただいた通りです。ネットでも怒りの声や断末魔の叫び等・・・投票権付のCDの箱を部屋に山と積んだファンの恨み節の情報も、ええ、分かります、分かりますとも。

 

この一連の流れから昔のことを思い出してしまいました。

大昔、オネエサンのお店に足繁く(それはもう!)通っていたころのお話です。

ラウンジ的なお店はキャバクラと違い時間制限がない店がほとんどで長居もできるのですが、いつも一人で行っていたのでラウンジ席(ソファーみたいな席)ではなくカウンターでいつも飲んでおりました。団体さん来たらどうせ移らないといけないですし。

ご存知の殿方も多かろうと思いますが、ああしたお店は担当の女の子を付けて下さいます。ま、張り付きの営業(ウー)マンといったところです。で、まあ疑似恋愛を演出して下さるという・・・あくまで疑似ですよ、疑似!勘違いはいけません。でその子が同伴、アフターなどを取り仕切り、他の女の子を絡めたりしてもてなしていただけるわけです。まあお店にもよるんでしょうが御勘定はすべて売掛(ツケ)の月末請求支払い、これはもちろん担当女の子のツケとなり、回収不能の場合はその子の負担となってしまいます。お客もさらには女の子も「飛んで」しまう時もあるので今はその時払いのお店も多くなっているのでは?いつもニコニコ現金払いというヤツですな。

その時カウンターでよくお会いする中年男性のお客がいらっしゃいまして、お互い一人ということもあって担当の女の子も併せ、よく隣席お付き合いお願いしたものでした。おとなしくて優しい喋り口の紳士でございましたがその方の担当の子は一転、まだ若い、どちらかというとケバい外見のズバズバしゃべる感じの子で「あれで納得かあ?」などとひそかに思ったものでした。ママなども「まあ美女と野獣の逆バージョンやなあ~」などと呑気に言っていましたが・・・。

ある日、その女の子が結婚するという話になりまして。それも相手はそのお店に来ていたちょっとラッパー外見の若い感じのお客でした。年齢的にはまあ相当かと思いましたが。当たり前の話ですが、担当の女の子は自分だけの担当ではなく何人ものお客の担当となっているので、同担当客の来店時には「ちょっとsin爺、席開けるね~」等とこちらには告げ、「もう~久しぶりやんかあ!待ってたんやで!」てな感じで新客の方に向かう訳ですな。複数の担当顧客が在店となった場合は、くるくる渡り歩いておもてなし、とまあこういう感じになります。でもその子はラッパーにベッタリとなってしまい、まあもう寿退店するから的なお店の放任主義もあり、連れて来てはベッタリとまあこういう日々が続いておりました。「オイオイもうラッパー(名前になっちゃってますが)店に連れてくんなよ!まったく今日びの若いもんはルールとマナーがなっとらん!」等も少しは思いながらいつものようにカウンターで飲んでおりますと・・・お見えになりました、中年男性。。。ニコヤカに挨拶されて(こちらはビクビクして・・・ラッパー来てますから)お忙しくてお久しぶりのご来店のご様子。他客が来てるなとその子を目で確認されながらも、しかしながら余裕を見せられていたところ、ではありましたがいつまでもラッパーにベッタリなのに業を煮やした中年男性、「〇〇ちゃんはもうそろそろいいんじゃないか?」との最も恐れていたお言葉。その時ママから告げられる非情の一言を聞く時のその男性の表情の変化、今でも忘れられません。意外と・・・本気だったんだな。そのままお帰りに。ああっ!背中がっ!

 

信じたアナタが悪いのですが、でも人を好きになるのはもちろんいいことなのですし・・・笑ったりしてはいけないのですっ!

むしろそんな純粋さを失ってる自分を寂しく思いつつ・・・一人の時のアフター店、いつものギョーザ屋に走ったワタクシではありました。

 

 だから疑似、疑似なんですから。。。