pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

また飲食で死亡デス!

近くに「にぎ〇長〇郎」というお店があって行ってみました。こちらは一応回転レーンがあるので回転すしなのですが100円均一のお店よりは高いものもあって割と本格志向か?職人さんが目の前で注文を取ってくれて握ってくれますな。その合間に季節モノなんかをレーンに流してくれて、お!みたいに取るという感じ(静岡桜エビ軍艦巻き食べました)。関西の系列のお店のような。

お店に入ると女性のホールさんに愛想よくカウンターへご案内いただく。職人さんたちも「へい!いらっしゃい」と元気よくご挨拶、なんかイイ感じ~(っていうのも以前の「ステーキ肉・食道嚥下障害事件」の時と同じ。これは死亡フラグなのかっ!?)。奥には小上がりやボックス席もあるみたい。

ホールさんのお飲み物などの御用聞きに「ビンビールで」などと紳士的な笑顔にて応対。前回の事件時はこのチョイスが「その瞬間」を回避する重要なアイテムとなり得たのだが、死神も「そうそう同じ攻略はせんわい。フフフ・・・」とばかりに今度はこれが自らを死地に追い込むデスノートになるとは・・・。ああっ!ドイヒーーっ。。

まずは白身、ハマチ、剣先なんかを頼み、おお~茶碗蒸しやお酒のアテみたいなものもあるのかあ~的に余裕にメニューに目を通すワタクシ。そうしている内に「おっ!」と目に留まるモノがっ。

 

『なみだ巻(刻みわさび) 180円(税込194円)』

 

夜の街で深夜、よく食べました、ワサビ巻。行きつけのお寿司屋さんの大将に無理を言ってわさび刻んでもらって細巻に。ツンと鼻に抜ける香りがお寿司屋さんの高級海苔、醤油と相まって日本酒のすすむ巻物です。ワサビの良さが問われる一品ですな。遠い昔を想い出しながら「んで、なみだ巻っ」と注文した時に若干感じたんですわ~ナニかを。これまでハイヨッ!と調子良く対応していただいていた職人さんにやや顔をこわばらせ目を逸らし、みたいなそぶりがあったことを。その後一瞬天井に目をやったか、みたいな瞬間があったあと「ハイ!なみだ巻一丁お願いっ!」。何故?なぜ人に振る!?

巻物担当は別の職人さんか?いやそうではあるまい。さっき鉄火巻作ってくれたじゃん。これも「何かの感情」がなせる所作なのかっ?

ましかし、事もなく出してくれたなみだ巻~うん、気のせいか。こりゃ日本酒でも頼むかなあ~なんてドリンクメニューに手を伸ばそうとした瞬間、

 

「ゲッ!」

 

ゲホーッゲホーッ、コンコンゲホッ、コンゲホッ、コンコンゲホーッ、ゲホーッゲホーッ!・・・

想像していたワサビ巻ではありませんでした、なみだ巻。生ワサビじゃなくてもう漬物みたいになっているものを巻いている体のものでありました(そりゃ回転のお店だからそうだわな)。辛いの辛くないことは絶対ナイのってブツでありました。「イカン!咳をしたら恥ずかしい!素人丸バレ!お店の人のみならず事態を了解した他のお客さんにも嘲笑されるっ!」そんなか弱い一個人の思いなど大きな、時代の大きな流れが一顧だにせず飲み込んでいくのでした。。。

このままではっ!そう思うヒマもなく反射神経の作用でビールを一気に飲み込むワタクシ。これだっ!ところが炭酸と辛みがいかなる反応を示すものか、口中が泡で溢れるほどにっ。もう喉の我儘なんか聞いておれません!一気に飲み込むのみ!嗚呼~何故神はワタクシにだけこのような試練をっっ!

なんとか九死に一生を得るっ。飲み込めましたがリスクの多い選択でした。全く咳が止まらない状態に。

 

しかしながら職人さんたちは全く私に声をかけようともせず。ホールの女性たちも一瞬近寄ろうとしたものの、なみだ巻起因と分かるや否や、スイ~ッと離れていく。心得がいいといっても良過ぎだろうがよっ!ってまあいいオトナがあえて自分で注文したワサビ巻でむせてんの面倒見切れませんわな~すみません。ゲホゲホ・・・。。

(注:お寿司は久しぶりの職人寿司。美味しゅうございました。生きててヨカッタ)