pj-sinの日記 3rd season

jazzとfusionとrockを愛してやみません

お、おいっ!無理してへんか?大丈夫なんか?

師匠のライブに勉強に行きました。

 

店はでっかい魚が泳いでおりました。

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ちびまる子ちゃんの大金持ち、花輪君の名前の元になった花輪和一さん作の『天水』の主人公「棗」ちゃんです)

 

で、やはり素晴らしかった!

今日はピアノ~ギターのデュオで、何も決めずに好きな曲を掛け合うというインタープレイ的なライブであったが、プレイ的にはカッティングはワイルド。半音上下の効果的でナイーブな表現はいつも通り健在なのだがそれだけにカッティングがワイルドなのはマジ男らしい!でトリル奏法を意外と多用、「何しようか考えてて間持たしてただけやんか(笑)」などとおっしゃる。さすがです。

曲的にはアンコールの『ひまわり』が特に素晴らしかった。こちらはヘンリー・マンシーニ作(『酒バラ』もこの人の作曲)の美しくも悲しいバラード、爺々も過去の悲しい別離をつい思い出しました。マルセイユ駅での(絶対嘘ですが)。で、先生にどうしてアンコールにジャズではなくどちらかと言えばポピュラー的な曲を持って来られたのかお伺いしたところ、「お客さんの顔見てたらそないにジャズファンというより音楽ファンっていう気がしてなあ~それやったら無理にジャズで押さんと意外とわかりやすい曲の方がええやん。もし知ったはったらその方がええしな」などとライブでも常にお客を見ながら向かいながら対しながらのベテランの余裕の流し、さすがです。。

おまけに先週のワタクシのレッスンの曲を2曲ともやって下さった!もうただただ感謝感激感動です。(>_<)!!。。

 

で今日は中堅のリリカルなピアニストの方との共演でゲストだったが、そのピアニストがギャラを配分しに来たとき(こういう時は見て見ぬふりをしているんですが)に言った言葉が本日のタイトル。若い方にもとりあえず気遣い。勉強になります。

 

爺々とはいえ、人としても成長しなければ。そう感じさせていただけます。

 

ただ先生このハコだけでも今年もう4つもこの後ライブが入っておられるらしく・・・御身体をとりあえずお大事にされて我々迷える大羊(メ、メタボがっ!)を引導して行っていただきたいものだ。

 

『Theme from Sunflower (Henry Mancini) 』

https://www.youtube.com/watch?v=16XHfWQ0z9U